今回は、長野県阿智村にある富士見台高原(ふじみだけこうげん)へのアクセスや登り方、近くのおすすめ温泉宿まで、まるっとまとめてご紹介します。
「ヘブンスそのはら」といえば、星空ナイトツアーの聖地として有名ですが、
しかも、アルプスの大パノラマに包まれる山頂は、静かで空が近くて、本当に気持ちいい場所。
登山ガチ勢じゃなくても大丈夫。
むしろ私みたいに「できるだけ楽して景色を楽しみたい人」にぴったりです(笑)



富士見台高原ってどんなところ?

標高1,739mの富士見台高原は、中央・南・北アルプスをぐるっと一望できる広大な高原。
特徴は、笹に覆われたなだらかな稜線。
高い木がないので、どこを歩いても空と山の境目がはっきり見えて、気持ちいい!
ちなみに、星空観賞のナイトツアーで有名な「ヘブンスそのはら」の山頂駅も、ここ富士見台高原のふもと。
今回は昼の時間帯に訪れたレポになりますが、ナイトツアーはまた別の記事でしっかり紹介する予定です✨
富士見台高原へのアクセス|断然ロープウェイがおすすめ!

実は、富士見台高原には「車で登るルート」も存在します。
ただしこれ…一度体験した私から言わせてください。絶対やめたほうがいい!
中津川側から神坂峠(萬岳荘)まで車で登ってみたところ、こんな状態でした:
- すれ違い不可能な幅の林道が延々と続く
- ガードレールなしのくねくね道
- 駐車スペースがたった10台弱(=すぐ満車)

ヒヤヒヤするどころか、普通にストレスMAXでした…。
この経験があってからは、100%ロープウェイ一択です。
🚗 アクセス方法まとめ(ロープウェイ利用)
出発地 | アクセス | 所要時間(目安) |
---|---|---|
名古屋方面 | 中央道→園原IC下車→現地まで車で5分 | 約1時間10分 |
東京方面 | 中央道→飯田山本IC→阿智村へ | 約3時間30分 |
昼神温泉郷 | 車・宿の送迎あり | 約10〜15分 |
山頂までは3ステップ!ロープウェイ+リフト+ハイキング

【STEP1】ロープウェイ(ゴンドラ)
- 所要:約15分
- 標高:約800m → 約1,400m
- 運賃:大人往復 2,900円(季節によって変動あり)
ゴンドラは10人乗りの大型タイプ。
登っていくと、だんだん木々の間から山の景色が見えてきて、ワクワク感が高まっていきます。
山頂駅に着くと、空気がふっと変わる。夏でもちょっと肌寒くて、羽織が欲しくなるくらいの気温でした。
【STEP2】パノラマリフト(オプション)
- 所要:約7分
- 標高:約1,400m → 約1,600m
- 運賃:往復900円
足元には高原植物が広がって、空を飛んでいるような気分に。
もちろん歩いて登ることもできます(+約25分)が、体力や時間に合わせて使うのが正解。
【STEP3】山頂までハイキング

- 距離:約1.1km
- 標高差:約140m
- 所要時間:約30〜40分(リフト上駅から)
道幅も広くて安心。晴れていれば遠くの山並みまで見渡せて、まさに「絶景トレッキング」!
ロープウェイ駅から山頂まで、歩きだけだと何分?

リフトを使わずにすべて徒歩で登る場合は、片道2〜2.5時間ほどかかります。
しっかり歩きたい派の方にはおすすめですが、時間や体力に不安がある方はリフト併用が安心です◎
山頂で待っているのは、360度の大パノラマ!

山頂に到着した瞬間、視界がぱあっと開けて、四方すべてが絶景。
アルプスの稜線、御嶽山、恵那山…まるで風景画の中に入り込んだような感覚でした。
風の音しかしない静けさも、すごく印象的。
広々とした草原の中で、好きなだけ深呼吸できる場所です。
富士見台高原ハイキング|これ持って行ってよかった!
標高1,700m超の高原は、日差しが強いけれど風が冷たくて、平地とはまったく別世界。
気温差・紫外線・足元のコンディションに備えて、これらの持ち物があると安心です。
ヘッドライト or 小型ライト(午後遅めの下山の場合)
日没が近いと足元が暗くなることも。ナイトツアーに参加する人も要チェック。

帽子(ツバ広 or キャップ)
標高が高く紫外線が強め。日除け対策に必須!

サングラス&日焼け止め
晴れていると本当に眩しい…肌も目も守りましょう。

薄手のフリースやウインドブレーカー
夏でも山頂はひんやり。風よけになる羽織があると安心です。

歩きやすいスニーカー or トレッキングシューズ
道は整備されてるけど、砂利や木道があるので滑りにくい靴で。

飲み物(500ml以上)&軽めのおやつや行動食
山頂付近に売店なし。水分補給&エネルギー補給に。


スマホ用モバイルバッテリー
写真も撮るし、地図も見るし、電池の減りが早いです。

カメラ(+広角レンズ・三脚があると最高)
アルプスの絶景、360度の景色…撮りたくなる場所ばかり。


下山後は、昼神温泉でゆったりリラックス♨️

富士見台高原でのハイキングを終えたら、すぐ近くの昼神温泉郷でひと息つくのが最高の流れです。
車で10〜15分ほどの距離に、評判のいい宿がたくさんあります。
今回ピックアップしたのは、雰囲気・アクセス・口コミのバランスが良い5軒。
それぞれの魅力をざっくりご紹介します!
ユルイの宿 恵山(けいざん)
源泉かけ流しの美肌の湯が自慢。露天風呂から星空を楽しめる、のんびり派におすすめの宿。
石苔亭いしだ
能舞台のある老舗旅館。格式高い空間で非日常を味わいたい方におすすめ。
昼神の棲 玄竹(げんちく)
全室が離れ&客室露天風呂つき。静かに過ごせる大人向けの宿。
日長庵 桂月(けいげつ)
檜の大浴場と季節の山里会席が自慢。落ち着いた和の雰囲気でリピーター多数。
癒楽の宿 清風苑(せいふうえん)
珍しい“砂塩風呂”が体験できる。星空ナイトツアーとのセットプランもあり。
どの宿もそれぞれに魅力があって、選ぶのが楽しくなるラインナップです♪
▶ 気になる宿は、楽天トラベルなどでクチコミやプランもぜひチェックしてみてくださいね。
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まとめ|登山初心者でも行ける“感動の高原体験”を

富士見台高原は、
登山道具を揃えなくても、ロープウェイと少しの歩きで、最高の絶景に出会える場所。
「山歩きはしてみたいけど、ハードなのはちょっと…」という人にこそ、本当におすすめしたいです。
温泉とセットで、心も体もリセットできるご褒美旅。
ぜひ、次のおでかけ候補に加えてみてくださいね🌿


